Dockteck製のHDMIに有線LAN,PD充電,USB3.0が2ポート,SD&microSDカードスロットが付いた全部入りUSB-Cのハブについてレビューしていきます.
・全部入りでこれ1つで全てが完結する
・機能の割に価格が安い
・発熱は結構する
・耐久性は長期間使ってみてから・・・
目次
開封

外箱は少し擦ったような汚れがついていました。
落としたような凹みなどはなかったので中身的には問題ないでしょう!

内容物はシンプルで、Hub本体と、本体を持ち運ぶ際に入れる袋、後は説明書が入っていました。
中身はプラスチック製のケースに入れてあり、仮に箱が落とされても大丈夫そうですね。Hub本体はよくある半透明の袋に包まれています。
取扱説明書は日本語でも書かれていました!


ざっと外観です!
ブラック基調でなかなかかっこいいんじゃないでしょうか?ケーブルも含めて黒で統一されています。
Dockteckの文字は印字されていますが、それ以外に余計な文字などは書かれていないのでシンプルで良いですね!
ただプラスチックの外装なので放熱性には難がありそうです・・・


今回購入したDockteck 7-in-1 Type-C HubはPD(充電)用のUSB-CとUSB3.0、SDとmicroSD、HDMI、有線LANポートが付いています。
端子 | 仕様 |
---|---|
USB Type-C | PD(急速充電)専用端子 |
USB Type-A | USB3.0 ×2ポート最大5Gbps |
SDカードスロット | micro SDカードスロットと同時に利用可能 |
micro SDカードスロット | SDカードスロットと同時に利用可能 |
HDMI | 4K 60Hzで出力可能 |
有線LAN | 1Gbps対応有線LAN端子 |
注目すべき点はType-Cは充電専用で充電以外で利用出来ないこと。HDMIはこの価格帯では珍しく4Kかつ60Hz対応であることです。
4K 60Hz対応のHDMI端子を装備したHubはなかなか手に入らないので貴重なHubです。
動作チェック
各端子の動作チェック結果を示します。
今回はMacBook Air 2020(M1)で動作チェックしますので、その他のPCで同じ様に動作するかは他のサイトなどをみて確認してみてください。



HDMI端子はちゃんと4K 60Hzで出力可能であることを確認しました!!!
ちなみに4KディスプレイはDellのS2721QSという4Kディスプレイの中では比較的安価なモデルです。画質は綺麗ですし、問題なく表示されています!
4Kディスプレイが欲しい方は是非検討してみてくださいね!


有線LANの速度も計測してみました。測定の結果600Mbps(0.6Gbps)ですので、1Gbpsで接続されています。
ちなみに別のPCで直接接続しても500〜700Mbps程度なので1Gbps出ないのは私の家の回線の限界値です。
有線LANの速度が十分に出ないハブもたまにあるので、ちゃんと速度が出てよかったです(^_^;)

HubのUSB-Type-CポートにPD対応のACアダプターからのケーブルを接続したところ、Macが正しく認識しました。
今回はAnkerの60W出力のACアダプターを使用しました。Hub自身がいくらか電力を使用するので、それを差し引いた52WがMac側の認識になりますね。
PD充電も特に問題なく動作しています!


HubにはUSB3.0のType-Aポートが2つ付いています。手持ちのSSDをMACに直接接続した場合と、HubのUSB3.0経由で接続した場合のデータ転送速度を比較してみました。
どちらもデータ転送速度に差がないので、Hubを経由することで転送速度が遅くなることはなさそうです。
(※手持ちのSSDの転送速度が遅めなので、USB3.0の理論値には届いていません)


Dockteck 7-in-1 Type-C HubにはSDカードスロットとmicroSDカードスロットが付いています。この2つのカードスロットは同時に使用することが可能です。
手持ちのSDカードとmicroSDカードを接続してみましたが、MAC上で同時に両方とも認識されました。
このHubも他のHubと同様に結構発熱します。
今の所問題は生じていませんが、今後この熱が原因で故障してしまうリスクは有ると思います。
外装がプラスチック製なので金属製のものと比較して放熱性は悪いでしょう。
Dockteck 7-in-1 Type-C Hubについてまとめると
・全部入りでこれ1つで全てが完結する
・機能の割に価格が安い
・発熱は結構する
といった感じです。参考になれば幸いです!ではでは~