こんにちは!氷ペンです。Raspberry Pi Imagerに新たに追加された事前設定項目を設定していきます。
目次
今回設定していく環境は以下の通りです。
- Raspberry Pi Imager v1.7.2
- Macbook Air 2020(M1)
- microSDカード 32GB
Raspberry Pi Imagerを起動した後、OSとストレージを選択します。OSにRaspberry Pi OSを選択すると歯車アイコンが表示されます。

歯車アイコンを選択すると設定画面を表示し、設定することが出来ます。
設定項目は主に以下の通りです。
- カスタマイズオプション
- ホスト名
- SSH設定
- ユーザ名とパスワード
- Wi-Fi設定
- ロケーション設定
順番に見ていきます。

カスタマイズオプションは現在の設定を今回限定にするか、今後も使用するかの設定です。
今後何度も使用する予定の場合は”いつも使う設定”としても良いでしょう。ただし、ユーザ名やパスワードが毎回同じとなる為注意が必要です。

ホスト名はSSHで接続する際などに使用します。初期設定の”raspberrypi”はセキュリティ的にもよろしくないのでご自身のわかりやすい名前に変更しましょう。

SSH設定ではパスワード認証と公開鍵認証方式を選択できます。最初は簡単に接続できるパスワード認証で良いかと思います。
セキュリティ的には公開鍵認証が良いので、RaspberryPiを一通り触った後は公開鍵認証をお勧めします。

これは名前の通りですね。使用するユーザ名とパスワードになります。
初期設定のユーザ名”pi”とパスワードでは危険なので変更しましょう。また、SSH接続するときに求められるユーザ名とパスワードもこちらのものになります。

ご自身の環境に合わせて接続可能なWi-Fiを事前に設定可能です。有線LANを使用する場合は設定する必要はありません。
SSIDはWi-Fiの名前(スマホやPCでWi-Fiに接続するときの名称)で、パスワードはWi-Fiに接続する際のパスワードです。通常はWi-Fiルーターの裏などに書いてあります。
Wi-Fiを使う地域は日本なので”JP”を選択します。

タイムゾーンは日本の場合は”Asia/Tokyo”です。また、キーボードレイアウトはご自身がRaspberryPiで使用するキーボードに合わせて設定して下さい。

最後の永続的な設定はご自由に設定されればいいと思います。
テレメトリーはRaspberryPiの開発者に対して情報を送信し、ソフトウェアの品質向上につなげるかどうかだと思います。
普通であればパスワードなどは送信されないと思いますが、検証したわけではありませんのでご自身で判断してください。
設定を終えたら忘れず保存を押しましょう。
ちなみに、microSDカードに予めOSがインストールされたものも販売されているようです。
インストールされているOSが所望のものであるか、ご自身の環境で利用できるのかを確認の上購入してくださいね!
Raspberry Pi Imagerの設定内容について解説しました。
OSとストレージを選択した後に出現する歯車マークから設定できました。
設定項目を変更し、保存することでRaspberryPiを初回起動した際に設定が反映されるようになります。
設定項目は大きく分けて6項目ありました。